今回はプリンが日本に渡ってきてから現代までの歴史や流行りを紹介していきます。
プリンがいつ日本に伝わって、どんなプリンが流行っていて、「プリンの日」がいつかご存知ですか?
もし1つでも知らないことがあったら、この記事を読んで明日友達に教えちゃいましょう。
日本にプリンが来た時期
プリンが日本に伝わってきたのは江戸時代後期~明治の初期頃と言われています。
初めは希少なスイーツとして扱われていましたが、徐々にレストランでも提供されるようになっていったんですよ。
1962年にお馴染みのカスタードプリンがモロゾフで誕生しました。
また、1872年には「西洋料理通」で、ポッディングという名前で紹介されていましたよ。
プリンが一般家庭でも普及したのは、20世紀後半の1964年頃といわれています。
その後に現代にも続くプッチンプリンが1972年に江崎グリコから「グリコプリン」という名前で販売されました。
柔らかプリンができるまで
もともとプリンは固いものだったんですよ。
今でこそパステルと言ったらプリンのイメージがついていますが、パステルのイタリアンレストランで食後に楽しむことができるスイーツが欲しいということで「パステルのなめらかプリン」の商品開発が始まりました。
ティラミスのブームが来た後、クレームブリュレが流行るだろうと言われていました。
当時の主流だった固めプリンとコクの強いクレームブリュレの間くらいのプリンができたら流行るのではないかという発想から来たんですよ。
1993年にパステルからなめらかプリンの商品開発されたことにより現代にも続くやわらかプリンブームが来ました。
それがいわゆる「パステルのなめらかプリン」で、ブームの発端となったのが当時パステルにいた所浩史さんですよ。
ちなみにプリンを瓶に入れて調理し始めたのも所浩史さんといわれています。
とはいうものの、販売開始から5年ほどは、いま思うような人気商品ではなく、なかなか世間に受け入れられずにいたようです。
その後、1998年ころから著名人の目に止まり、差し入れなどに利用されて人気がでていったようです。
そして今となっては、おしゃれカフェにはかかせない柔らかなめらかプリンができました!
今後のプリンの流行り
徐々に固めプリンのブームがまきかえしてきていますね。
理由としては、これまで柔らかプリンのシェアが増えたので、最近は固めを求める声が増えてきました。
昔ながらのレトロカフェが好きな方やもともと固めが好きな方の声が上がってきています。
また、プリンから派生させてパフェやフルーツを乗せたりして写真映えを狙っているところは固めになりがちですね。
今は若い世代を中心にSNSで情報収集をしている方が多いので、やはりおいしいだけではなく直感的においしそうと思える見た目ははずせませんね。
個人的に見た目で好きなのは、ジュレが入っている沖縄の琉球プリンとか好きです。
あとインパクトでいうと、プリンのお店 サンスマイル 浦和さんが作る「パンに塗るプリン」は衝撃的でした。
毎月25日はプリンの日?
じつはプリンの日というのがあるのはご存知ですか?
特に祝日になっているわけではないので、知らない方もいるかもしれませんね。
2010年にオハヨー乳業株式会社が「プリンを食べてにっこり笑顔になる」という意味を込めて定めたようです。
いかがでしょうか。
身近にあるけど意外と知らないことの多いプリンです。
ちょっと知識が増えるとより楽しく食べれそうですね。
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