今回は「メレンゲ」の誕生について少し紹介したいと思います。
まずはメレンゲがどんなものかですが、簡単に言ってしまうと卵白と砂糖合わせて泡立てた生地ですよ。
泡立てた生地を乾燥焼きしたり、焼いた生地をお菓子の土台として利用されたりしています。
メレンゲの名前の由来ですが、フランス語の「ムラング Meringue 」から来ています。
1692年にフランスの料理本で紹介されたのが最古の記録になりますよ。
メレンゲの種類
フレンチメレンゲ
卵白に砂糖を少しずつ加えて角が立つまで泡立てたものです。
火を通して作るお菓子の時によく使われて、作りたいお菓子の種類によって砂糖の量や泡立て方を変化をつけることもできますよ。
調理方法も1番簡単で主流なメレンゲになります。
スイスメレンゲ
卵白に砂糖を加えて、50℃になるまで湯煎をして冷めるまで泡立てたものです。
卵白の一部を熱で固めているので、気泡の安定感と固さに特徴があります。
イタリアンメレンゲ
鍋の中に水と砂糖をいれて、約117℃まで煮詰まったら軽く泡立てた卵白に注ぎ込みながら泡立て作ります。
クセのない味に仕上がるのでフレーバーなどとも合わせやすく、くちどけの良さも特徴です。
冷たいお菓子にはぴったりのメレンゲです。
より良いメレンゲを作るために
水分や油分がボウルや手についていないことを確認してから調理しましょう。
事前に器具をきれいにしておかないとうまく泡立たないことがありますからね。
メレンゲが安定的においしく作れるとお菓子作りのレパートリーも増えるのでぜひ色々と調べてみてください。