本当の意味で安心安全なプリンを作るため、素材になるタマゴと牛乳の生産にもこだわるプリン屋 香さんに、第2弾の取材をさせてもらいました。
プリンを通じて食について考える、オーナーのきんちゃんさんが作るプリンについてまとめていきますよ。
第1弾をまだ見てないよって方はこちらからもどうぞっ!
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プリン屋 香 / 香川県で食べれるプリン
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プリン作る前にリアカーと看板をDIY
プリン屋 香さんは、香川県にある6店舗ほどのこだわりのお店がつどう複合施設「麦縄の里」でプリンの販売をしています。
この麦縄の里では地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮したお店が集まっていますよ。
訪れた方に購入する食や物の裏側、想いを知っていただくことで身近な衣食住について考えるきっかけになればいいという思いから始まりました。
プリン屋 香さんが店舗を持つまでの間、どこで販売をしようと周りの方に相談したら、DIYで何でも作れる麦縄の里のオーナーさんが作ったリアカーをさらに改造してくれたんですよ。
手作りとは思えないほど立派で、そのリアカーと共にプリンの販売も問題なく行うことができました。
また、リアカーの近くに置いてある”のれん”は、きんちゃんさん自身が刺しゅうしてお店のロゴを入れたんですよ。
忙しいスケジュールの中、1か月ほどかけて作って想いのこもったものなので、ぜひ見ていってくださいね。
お店に合ったプリンを作ってみせる
プリン屋 香さんだからできるプリン作りを心掛けております。
普通のプリン屋さんのように通常の商品として作ったプリンを卸さず、卸先のお店のコンセプトに合わせて商品開発したプリンを卸しているんですよ。
例えばプリン屋 香さんは、ヴィーガンのハンバーガーを販売しているほーぷバーガーさんにプリンを卸しています。
植物性の食材で作った無添加の自家製ハンバーガーを販売しているお店に1つだけ、牛乳と卵を使ったスイーツがあったら不自然だと思いませんか?
なのでほーぷバーガーさんには、卵も牛乳も使っていないヴィーガン用のプリンを作って卸しています。
また、琴平町にある商店街には、街をよくするためのプリンを作りました。
琴平町にはたくさんの方が訪れる観光地と、昔からその町に住んでいる方が営む商店街と広い土地を持つ農家さんの3つのエリアがあります。
町としても人が集まるから観光産業に力をいれて盛り上がっているけど、実際に町に住んでいる人はもっと教育や日々の生活に力を入れてほしいというのが課題でした。
そこでプリン屋 香さんは、メープルシュガーを使ったプリンを作ったんですよ。
メープルシュガーの原料であるメープルシロップはカナダで有名な栄養価に優れてる甘い樹液です。
先住民がメープルシロップという、甘い樹液の存在を移民にも教えてあげました。
限られた量のメープルシロップを先住民と移民は、分け合って生活をしたという歴史から、琴平町の方たちにとって1番良い暮らしができることをプリンを通じて表現しています。
ここで取り上げられる内容は限られてしまいますが、まるで1本の映画をみているかのようなストーリーと共にプリンを作られているので、お店に行った際はぜひとも話を聞いてみてくださいね。
これからのプリン屋 香
プリン屋 香さん自身が実店舗を持っていないので、今は瓶のままプリンを届けています。
委託販売か出店やリアカーでプリンを販売をしていて、Instagramのプロフィールにプリンを卸している場所がメモされていますよ。
一部にIDが書いてなくて「@」だけがプロフィールに記載されているのに気づきましたか?
実はこの@だけがあるところには、新しく卸すお店のIDが入るかも、ってサインなんですよ。
まずはオーナーさんの原体験でもあるプリンを”プッチン”してもらうために、自分の店舗を持つことを目標にされています。
そしてプリンを通じて少しでも多くの方が食を通じて、考えるきっかけになればいいなと語ってくれました。
店舗情報
🍮プリン屋 香🍮@pudding_kou
住所:香川県高松市東植田町1361(むぎなわの里 複合敷地内)
電話:---
休み:火、水、木、金曜定休日
営業:11:00~16:00
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