今回は北海道で初めてプリン専門店を始めたアンデリスさんに話を聞いてきました。
時代は固め&市販ぷりんが主流の中でなめらか系の専門店にこだわった理由と魅力とは⁉

フランス料理のシェフが始めたプリン屋さん
アンデリスのオーナーさんはプリン屋さんを始める前に、フランス料理のシェフとして働いていたんですよ。
自分の大好きなプリンを北海道の食材を生かして作りたい、という思いから2007年4月にプリン専門店を始めました。
プリンはフランス料理よりも年齢問わずに食べやすいし、たくさんの地元のお客さんに選ばれて15年以上お店をやってきました。
自分が心からおいしいと思えるものを地元の食材で作れるプリンはまさにピッタリだったんですね。
今では北海道の小樽市内に2店舗のお店を構えていますよ。

北海道初プリン専門店のスタート
創業当時の2007年はまだまだ固めのプリンが主流でした。
その中でアンデリスさんでは、なめらか系のプリンの販売に力を入れていました。
時代の流行りだけではなく、自分が本当に好きなプリンをみんなに食べてほしいというオーナーさんの思いから、なめらか系にしぼって販売をしていたんですよ。
北海道初のプリン専門店であるため、初めからうまくいくことばかりではありませんでした。
お店を始めたばかりのころは固めのプリンがいいとか、バニラビーンズに違和感を感じる方もいらっしゃったんですよ。
スーパーで食べれる市販のプリンが主流だったため、地域の方になじむまで相当お時間はかかったようです。

それでも根気よくお客様のためにプリンを作り続けた結果、お店を始めて2年目でJALの機内放送で地元の農家さんや漁師さんと一緒に北海道の紹介として動画が流されたり、サークルKで限定商品も販売されているんですよ。
10年ほどかけてゆっくりと地元の方になじんでいってリピートしてもらえるようになっていきました。
素材の良さをギュッとしたプリン
プリンの素材はすべて北海道産の牛乳・卵・砂糖に厳選しています。
北海道の良さをぎゅっとまとめたオーナーさんが心から満足できるプリンを作っています。
オーナーさんのこだわりは作ったプリンはすべてお客様の手元に届けること、そして無理しないこと。

牛乳・卵を提供してくれる酪農の方や命に敬意をしめるために廃棄にならないよう、日々天候やお客様の入り具合を予測して仕込みをしております。
また、お店を続けるうえで大切なのは楽しむこと、と笑顔で話すオーナーさんは売れるから作ろうという気持ちが先走ってはいけないと教えてくださいました。
お客様に胸をはって提供できるプリンを作りつつも1日1日を楽しくすごして、力むのではなくリラックスしてありのままの経営をされています。
第2店舗は近くに銀行があって、そこが3時に締まるからお店も3時に閉店だそうです笑
そんな人間味あふれる経営が地元の方にとっても心地いいのかもしれないですね。
プリン専門店だけとプリンだけじゃない
アンデリスさんはプリン専門店としてプリンに負けない、プリンにまつわる商品を開発されています。
それは噂のプリン大福です。

おもちとちょっと固めのプリンが非常にいい相性で、多いときには1日で700~800個も売れることがあるとか!
ユニークなプリン大福が作ったきっかけは、小樽の街が関係しています。
小樽市内には100年ちかく続くおもち屋さんや和菓子屋さんが多くてその中で和洋折衷したお餅とプリンのコラボした商品があってもいいのではないという発想から作られました。
自分の好きなものを楽しく作られてるオーナーさんならではの発想でお話を聞いていて、思わず笑顔がこぼれました。
自分のすきを表現しながらも妥協しないプリンづくりに対する想いはお客さんにも届いているでしょう。
店舗情報
🍮小樽のプリン専門店 アンデリス🍮 @otaruundelicepudding
プリン専門店アンデリス 住ノ江創業本店
住所:北海道小樽市住ノ江1-5-1
電話:0134-34-1616
休み: 水曜日 他定休日
営業:10:00~18:00
アンデリス 稲穂出張販売所
住所:北海道小樽市稲穂2-4-4
電話:無し
休み: 水曜日・日曜日 他定休日
営業:10:00~15:00
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